INITIATIVE
企業による取り組み
2023.09.14
Business for Marriage Equality
【賛同企業交流会】「結婚の平等 賛同の次は何をする?」
BMEでは、賛同企業の取り組みを共有し合う交流会や、BME賛同を検討いただいている企業に対する説明・事例紹介などを定期的に実施しています。8月30日(水)午後、株式会社ニューピースの素敵なオフィスの一角をお借りして、夏の交流会を開催いたしました。
BME賛同後に、企業の各担当者ができる具体的なアクションについて、お互いに事例を紹介し合ったり、ディスカッションをしたりして考える、充実した2時間となりました。
マリフォー共同代表で「結婚の自由をすべての人に」訴訟 東京弁護団を率いる寺原からは、同性婚の法制化には企業からの後押しが不可欠だとし、「企業のみなさまには、世論の高まりの可視化による、世論と立法の橋渡し役を担っていただきたい」と訴えました。
続いてマリフォー岩村より、参加者のみなさまに事前に回答いただいたアンケート結果を発表。LGBTQ+当事者を含む多様な従業員がより働きやすい環境の改善を目指しながらも、「具体的な取り組みになかなかシフトできない」「予算を確保しづらい」「経営幹部や管理職を含めた社員の理解や共感不足に悩んでいる」といった各社の課題を提示しました。
その後、4人ずつのグループに分かれていただき、ワークショップタイムに。
自己紹介ののち、下記3点について話し合っていただきました。
✅ご自身の会社で次に行いたいアクションと、そのハードル
✅そのハードルの乗り越え方や、ハードルを回避する代替案についてディスカッション
✅その内容を踏まえ、改めて各自で次に行うアクションとその推進方法を考える
「経営層・管理職を巻き込みながら、アライ(LGBTQ+に代表される性的マイノリティを理解し、支援する立場を明確にしている人々)を増やしていくことが大切」
「アライグッズを配布するなどして、アライを可視化する」
「誰しもの普段の生活の中にLGBTQ+当事者がいることを、みんなで当たり前にする」
「『実は自社にもたくさんいるんです』と伝える」
「クライアントなど社外の取引先も巻き込んで、社会にインパクトを与えるような施策を考えるべき」
……といった活発な意見交換がなされ、それぞれのアイディアを自社に持ち帰っていただくこととして、大盛況の中、閉会いたしました。
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
メンバー一同、次回のご参加もお待ちしております!